モ デ リ ズ ム
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Powerd by kazushi kobayashi / Mail : m_rhythm@zau.att.ne.jp
本日5/10
「CGWORLD 2013年6月号 vol.178」
発売です。
「ヱヴァンゲリヲンQ」メイキング記事が掲載されております。



その中でモデリングに関して僕もインタビューを受けています。
せっかくの機会なので初出となる珍しいアイテムも掲載してもらいました。
CG本らしからぬ物をあれこれと。

cgworld_evaQ01.jpg


限られた紙面ゆえ、画像が小さいのですが、
模型好きの人には面白がって頂けるのではと思います。
是非ご覧になって下さいませ。


同じく、限られた文字数の為
モデリング作業に協力して頂いた方々全員に触れる事は出来ませんでした。
他にも何人もの方々に様々なモデリング作業を手伝って頂きました。
個人ブログという事もあり、具体的な内容が書けず申し訳ありませんが
改めて感謝の気持ちで一杯です。
有難うございました!

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発売日が差し迫り今更ですけども。

来週4/24に「ヱヴァQ」BD&DVD発売です。



初回版にはサントラCD付属との事。
「巨神兵東京に現る」も収録されています。
ソフトの詳細はこちら

ネタバレなPVはこちら。
(映画未視聴な方は見ない方がいいかと)

先日4/19まで新宿のバルト9ではロングラン上映(!)されていましたが
公開日から5ヶ月ちょっとなんですよね。
遠いような短いような。や、短いか。

作業内容は覚えていますが、どの時期に自分が何をやっていたかは
本当に記憶が曖昧です。
気がついたらいくつか歳をとってました。恐ろしい。
既にポスターやムービーで見られますように
上映版から変更された絵もチラホラありますので
是非ともよろしくお願いします。

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前回の記事やTwitterで書きましたが、
松山の模型のお茶会」会場で
キネクトを用いて僕をスキャンして頂きました。
マシーネンCGムービーなども製作されています
高瀬発煙機さんに。
有難うございます!



整理して頂いたデータをZBrushに読み込んで確認。

時間見つけて少し整形しよう
などと考えていましたら、
何と、職場の仲間が

「安い出力機買いました。」

ええ!?じゃ、じゃあ、俺を出力してー!
となりまして。

先日頂いた物がこちら。



大きい方で85mm程。
出力方向やサイズを変えて幾つか頂きました。
有難うございますー!

ガビガビではあるんですが
自分はこんなバランスなのか、、と面白く見てました。

これを仕上げるのは無理ですけど、
ホビーユースで手に入る機材で
こういう事が出来てしまう時代なんですねえ。

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先日実演した「金属質感」塗装のまとめです。

当日見て頂いた方は

「お前、もっとラフに塗ってたじゃねーか!」

と思われるかもしれません。
これは実演前に撮影した物ですが僕もそう思いました(おい)。
手順は同じですので、いずれにせよお気楽に。

基本的に以前ファルケのノズル部分を塗った際の手法と同じですが、
(今回の記事では補足し切れない部分もあるので合わせてご覧下さい)
今回はエアブラシを使わないで仕上げています。

【1】下地に黒を塗る。

今回はクレオスの黒サフェーサーを。
この塗料は完全なつや消しになりますね。
この色でなくても構いませんが、黒か黒に近いグレーなどがいいと思います。
艶は消えている方が、この後の塗料の乗りというか引っかかりが良いから
いいかもしれませんね。

GsFig01.jpg


【2】シルバーでラフにドライブラシ。

ドライブラシというか、もはやウェットブラシという感じで、
筆跡がついても構わないくらいにラフに。
仕上がりとしては
「シルバーのパーツの所々に黒いかすれがある」
という感じになるくらいシルバーを塗ります。

GsFig02.jpg

別のパーツで見るとこんな感じ。上段。ラフでしょ。
GsFig02b.jpg

シルバーはMr.スーパーメタリックカラーを使用。
僕はメッキシルバーをよく使いますが、今回は赤みが欲しかったので
スーパーチタンを使ってみました。
このシリーズのシルバーは粒子が細かく、ドライブラシしやすいと思います。


【3】シタデルカラーで赤味を足す。

僕はシタデルカラーという水性塗料を込んで使っています。
入手しづらい点がお気楽塗装方法紹介のコンセプトから外れ気味なのですが、、
臭いも無く塗りやすく、なかなかいい塗料ですので機会があれば是非。

そのシタデルカラーの中から「シタデルウォッシュ」シリーズの
「オグリンフレッシュ」という薄めたクリアーブラウンみたいな色を使用しました。

(シタデルカラーは近年各塗料の名称が色々変わったそうで、
「シタデルウォッシュ」は「シタデルシェイド」という名称に変わっているそうです。)


この塗料を筆につけてべちゃべちゃと塗っていきます。
筆ムラというよりは、塗料が溜まってもいいのでべちょべちょと
何も考えず全体に置いていく感じでしょうか。
手持ちの塗料は薄めだったので、2回同じ工程を施しました。

GsFig03.jpg

【4】シタデルカラーで青味を足す。

同様に「シタデルウォッシュ」の「ブルー」をべちょべちょと。
先程の「オグリンフレッシュ」を塗った部分を避けるとかあまり考えず。
ほんのちょっとだけ変化が付く様に意識しつつも割と無心で。

GsFig04.jpg

別のパーツだとこんな感じ。ラフでしょ。
左が【4】の状態。右が【3】の状態。
GsFig04b.jpg


【5】シタデルカラーで黒味を足す。

黒を今度はびしゃびしゃと全体に塗ります。
塗料が溜まった部分をわざと作ったりして変化をつけつつ。
シタデルウォッシュは塗膜が薄いのでこういう風に塗っても
ドライヤーですぐ乾燥させられます。
GsFig05.jpg


【6】タミヤ・ウェザリングマスターで黒味を更に足す。

画像だと分かりづらいのですが、アクリルシンナーを含ませた筆で
ウェザリングマスターの「オイル」を溶かしつつ前全面に塗っていきます。
下地が透ける程度の濃度で。
GsFig06.jpg

奥まった部分は濃い目に溶いてペタペタと。
GsFig07.jpg

【7】傷をつける。

ごめんなさい。
画像が無いんですが、この後3Mのスポンジヤスリの荒い番手や
100均一などでも買える真鍮製のワイヤーブラシを使って
表面に傷を付けていきます。

エッジにあてて下地のシルバーを出しつつ、全面ラフに。

【8】油絵の具でウォッシング。

黒、茶、グレー系の油絵の具を適度に混ぜ、
溝部分などには濃い目、全面には薄目に
無臭ペトロールで溶きながら塗っていきます。
この作業もかなりラフにやっていますね。

【9】アクリルシンナーで調子を整える。

タミヤのアクリルシンナーを筆が少し湿る程度に含ませます。
それをドライブラシの要領でさささっとエッジをなでていきます。

シタデル、ウェザリングマスター、油絵の具が重なった事で
失われた金属感を蘇らせます。
余分なオーバーコート部分を除去すると共に
アクリルシンナーで撫でた部分に艶が出てきます(この艶がポイントだと思います)。

GsFig08.jpg

GsFig09.jpg

以上。
まだまだ盛り込める要素(サビや埃など)もありますが
短時間で説明出来る内容という事でこれくらいで。
これだけの大面積をこういう塗りで仕上げる事は無いと思いますが
せっかくなので僕なりの変わった塗り方を実演させて頂きました。

最後に使った塗料を。

左から
クレオスの「スーパーチタン」と
「メッキシルバー」(←今回使っていませんが通常はこれでドライブラシしています)

GsFig10.jpg

真ん中から右にシタデルカラーの「シタデルウォッシュ」シリーズ(現シタデルシェイド・シリーズ)
「Ogryn Flesh(薄茶)」(現 Reikland Fleshshade)
「Asurmen Blue(薄青)」(現 Drakenhof Nightshade)
「Badab Black(薄黒)」(現 Nuln Oil)

油絵の具は以下の色を。
黒、茶、グレー(代わりに白もよく使います)系の好みの色で適当に。

GsFig11.jpg

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先日、縁あって愛媛県の珈琲店、
「ル・ジャルダン・ドゥ・カフワ」
(僕はこちらで珈琲豆を購入しています!)
さんをお借りして毎月行われているという
松山の模型のお茶会
というオフ会に参加させて頂きました。

その中で塗装実演を少しさせて頂いたのですが、
その模様はまた後日記事にさせて頂くとしまして。

今回、会の皆さんに全く思いがけない
たくさんのおもてなしを受けました。。感激です。

まずはオフ会前々日に松山市にある
「パキ・ドン」
さんという模型店を案内して頂いた際、
いきなり目に飛び込んできたこのボード。

ehime01.jpg

ウィーゴ!!!
「え!?何で??!」
って本気で声上げました。
有難い事です、、。

こちらはコンパクトな店内に
地面から天井までビッシリ模型が積まれており、
一部自分で移動させる(まるで倉庫番ゲームの様に!)
キャスター付きの棚などもあり
宝探し感がハンパ無い。
実際バンダイの「1/35タンブラー」を探し当てて僕はご満悦です。


で、会の当日には
「1/12チューブ1号」
を組み上げて来て頂いた方も!
嬉しい!!

ehime02.jpg

って!?その前の物は!???

これ、タミヤの1/35 M20という車両を切り刻んで
チューブ風に作って頂いた物なんですよ!
詳細は製作者であり漫画家の岡本一宏さん(!!)のブログに。
思わす「下さい!」「もらいました!」と一方的に連呼してしまいました。
大人げなくて本当に申し訳ない。。


塗装実演後には
「京都のパン屋さん(!)で購入してきました!」
と、おいしいパンをたくさん頂いたり
(23時頃に惣菜パンと甘いパンを2つモグりました。美味い!)、
もっちりしたどら焼きを頂いたり。
ああ、モグリズムやっといて良かったな、、と強く思ったよ。

IMG_2255.jpg


そういや

「甘い物が好きならあそこのうどん屋が!」
「いや、あっちのうどん屋の方が、、!」

と、メンバー2人にオススメされたのですが

「甘い物は好きだけど、うどんに甘さは求めてないっす!!

という場面もありました。
甘いラーメンも求めてないです。たぶん。


他にも

「(キネクトで)3Dスキャンさせて下さい!」

と、逆に嬉しい申し出も頂きました。
後日データを頂けるとの事でしたので
入手出来たらZBrushで
きれいなモデリズム
に整形して出力しよう。


などなど、色々お話しつつ実演も終わった所で、
更に驚きのプレゼントを頂きました。

「寿」

と書かれた箱。
開封してみるとそこには

ehime03.jpg

和菓子職人さんによる

「ウィーゴ饅頭」!!!

(正確には「練り切り」という和菓子の様です)

うわあああ!!!びっくりした、本当に!!
自分、西川きよし超えの目玉をしていたと思う。

これは会の方が「蔵本 日乃出」さんで特別に作って頂いたとの事。

ehime04.jpg

多分僕が冷静であれば泣いていたと思います。
この時はもう驚きが完全に上回っていてもう。


翌朝はせっかくなのでたくさん写真を撮りました。

ehime06.jpg

ehime05.jpg

食べる前に左右に割ってみたり
ehime09.jpg

上下に割ってみたり
ehime07.jpg

更にそれを丸めたり
ehime08.jpg

堪能した後はしっかり賞味期限内に頂きました。
形が見事なだけでなく、
味もあっさりで美味しかったんです。
素晴らしい、、グレート過ぎるぜ職人さん。


他にもここに書ききれない色んな事がありました。
愛媛滞在中は本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。
一生忘れる事は無い日々になりました。

ありがとうございました。
心から。

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