3Dプリンター

3Dプリンター

3Dプリンター に関する記事です。
UPplus2 の純正ABSフィラメントが700gで6000円程しますが、
先日コメント欄でこちらのフィラメントも良いですよと教えて頂きました。


1kgで2700円程度。安い。
白をオススメ頂いたのですが(色によって特性に少し違いを感じるとのことです)
仕上げ作業的には一番見づらいのでそこは選べない。
あ、グレーがある。じゃあ迷わずこれだと1クリックで到着。

左が純正。右は届いたAdHocのフィラメント。
WeGo141010b.jpg

スプール(と言うのかな?フィラメントの巻かれている黒い部分)の幅がかなり違う。
このままではUpPlus2に装着できないので、
まずはホルダーをモデリングして出力。

左が標準の物。右がスプールの幅に合わせて延長した物。
WeGo141010a.jpg

装着してみた。
WeGo141010c.jpg

重そう。
実際に動かしてみたんですが、
やっぱり重さと幅が広くなった事により
フィラメントにかかるテンションが強くなり、
元々折れていない部分に折れが生じて
上手く出力出来なくなりました。

スプールの取り付け部分に3Dプリンターで作ったベアリング状パーツを付けると
少し良くなるとも聞きましたが、
やっぱりバランス悪いんじゃないかなと。
純正品のスプールサイズと樹脂の重さは
この本体に合わせた最適サイズなんじゃないかと思い。

結果、使いきった純正品スプールに
AdHocのフィラメントを巻き付けて使用する作戦に!
WeGo141010d.jpg

かしこくない!
と、自分でも思いましたが、
あらかじめ大きな折れが無いか確認出来るし、
ちょっと余裕をもって巻きつければ変なテンションもかかりづらいし、
結果的にこれが一番安心なんでは?と。

ついでにフィラメントの差し込み口での折れ対策パーツも追加。
WeGo141010e.jpg

大きめパーツを2つ出力してみましたが
今のところ良好です。

ウィーゴ頭の出力で毎度上手く行かなかったこの部分は
データを少し修正して出力成功。
WeGo141010f

出力の品質、ペーパーがけの感触は
純正フィラメントと較べて大きな差は感じませんでした。
いいぞ。
これで更に安く出力出来るではないか。

計算すると1/12一体分で、、、

約1200円!?

爆安。

このタイプのプリンター、
もちろん光出力タイプ並の品質までは期待していませんが、
出力時間の短縮か、出力精度の向上がもう少しでも進めば
更に魅力的なハードになる可能性があるなあと感じてます。

(3Dプリンターにまつわるお話はブログコメント欄やツイッターで
 色々教えて頂いております。感謝。)
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昨日で一旦区切りと考えていた
Upplus2を使った3Dプリンター記事ですが。

昨夜スネフレームパーツをデータ分割して
再出力しかけていた所、

WeGo0920q.jpg

ああ、、、久々に失敗してる、、。
フィラメントが詰まってノズルから出力されなくなり、
×のついてるパーツが途中で止まっています。
こちらの記事でも書きましたが
このプリンター最大のウイークポイント、
それがフィラメントの 折れ です。

フラメントはこの様にプリンター横に
巻かれた状態で取り付けられていますが、
WeGo0920s.jpg

この巻かれている状態で既に折れ曲がっている事があるんですね。

出力前にロールを見て、危ない箇所が見えるようなら
あらかじめカットしてしまうのが良いかと。
WeGo0920r.jpg

勿体ないです。
メーカーに何とかして欲しい。

出力時にプリンターに張り付いていられるなら、
危ない箇所が近づいてきた所で
フィラメントをニッパーでカットし、折れ部分を削除して
綺麗な部分を突っ込むという事も可能ですけど。
基本的に何時間も見てられません。

僕はUpplus2の純正フィラメントしか使用していないので
他メーカーの品質はわかりませんし、
他プリンターでもこういう折れ部分で詰まるのか、わかりません。
が、注意すべき点だと思います。
フィラメントを多く使う大きめのパーツ出力時に詰まって
時間も材料も無駄にするのはほんと、嫌ですからねー。

(と、冷静に書きつつ実は怒ってる。プンスカ。)

-追記-

あ!あと僕はシンプルかつ大きめの物を作っているので
このプリンターで出力したものを仕上げられていますが、
小さくて精密な物を出力した場合
仕上げるのは相当キツイと思います。

ご注意を!

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2体目の12ウィーゴ出力時に気付いた点などを書いていきます。
WeGo0920b.jpg

こちらはUpplus2の出力プレイヤー画面です。
WeGo0920n.jpg

大きい方のパーツは胴体フレームの側面パーツです。
円柱状のパーツを出来るだけ綺麗に出したいのでこの向きにしていますが

裏面の平面にビッシリサポートが付き、
それを除去するのが結構厄介です。
WeGo0920k.jpg

画像では大まかにしかサポートを取っていません。
ナイフでこそぎ落とそうとしてザクッとエグッてしまうと
中空(格子状に補強が入っている)なので穴が開いてしまうので注意が必要。

、、、えぐっちまった。
WeGo0920o.jpg

組み上がると隠れる部分だけど、複製取る際には穴を塞がなければ。

傾斜が付いている下面は荒い仕上がりになりますが、
サポートは簡単に取れます。

といった感じで出力方向は何を重視するかで
ベストな向きが変わります。

あと、ツイッターで教えて頂いたのですが、

「出力時にパーツレイアウトを詰め込み過ぎると
 素材の熱収縮に負けてセルボード(積層物が固定される板)自体が反る。」


との事です。

今回1パーツが積層中にボードから外れ、グチャグチャになったり、

WeGo0920l.jpg

頭のパーツですが、こんな風にサポートからめくれ上がった物がありました。

これは上記の事が原因の様です。
その際のレイアウトがこれ。
WeGo0920m.jpg

パーツの間隔はともかく、
頭のパーツの裏面にビッシリサポートが付くので
そこの影響が出かかったんだと思います。

右側がそのビッシリサポート。
左は試しにパーツを縦に出力した同じパーツ。
WeGo0920p.jpg

この頭はこの後単独で出力しました。
そういや1回目の時も角のパーツが外れていたことがありました。
仕上げや頭頂の丸穴を重視しているので仕方ないのですが、
あまり良くない出力方向ですね。

と、今回は難点が目立つ記事になったかもしれませんが、
前回の記事に書いた様に
寸法精度や強度は大変な強み。
1回で上手く行かなければパーツを分割するなどして
再出力してもコストが安い。

使い手の工夫でかなり楽しく使える方式のプリンターだと僕は思います。

ただ絶対必要とされるのは

・3DCG(CADでもスカルプト系でも何でもいい)でデータ作成するスキル

・出力パーツを加工出来る模型的スキル

です。
アナログモデラーの人にとって
CGソフトの操作法を覚えるのは面倒だと思いますが、乱暴に言えば
『モデリングをする為に複雑な計算式を解く頭が必要』といった事はありません。
このボタン押したらどうなるか?を延々記憶していくだけです。
スクラッチやキット改造で理想の形が追える方なら
意外と早く習得出来ると思います。

CGモデラーの人にとって
仕上げ作業は面倒です、ね。
逆にこっちのスキルはその蓄積に時間はかかると思います。
使う工具、パテ類、サフなどの塗料は
それぞれ特性が違います。
とは言え今は幾らでもネットで調べられますし、
毎月何冊も模型誌は出てるし、別冊もたくさんある。
見本となる事例が幾らでもあるのは強みだと思います。

どちらも見上げれば高い山はありますが、
基本的な技術の習得なら何とかなると思います。
随分長く作ってる僕でも未だに出来ない事だらけですので、
興味がある人はちょっとづつ手を動かしていけば良いと思います。

ソフト、ハードとお金はかかるけどね。。
面白い世界だとは思います。
WeGo0920j.jpg


という訳で、3Dプリンター話がメインになりましたが、
この後はカテゴリーを1/12メカトロウィーゴに戻して
時間がある時に仕上げていこうと思います。

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全パーツ出力終わりました。
WeGo0920a.jpg

ミスって出し直したパーツが幾つかあり、
正確なデータではありませんが、
一体分の出力にかかった時間は約59時間

使用したABSフィラメントが458.2g

実際出力にかけてた日数は4日+今朝30分。初日に早めに動いていれば4日で収まってます。
材料は700gのABSを6000円ほどで購入したので、
1g換算で8.5円とすると、このウィーゴ1体で4000円かかっていないですね。

安い、、!!!

ランニングコストの低さはこのタイプの3Dプリンターの最大の強み。
あと僕が気に入っているのは寸法精度がなかなか良いという点。

胴体フレームのパーツなどは
WeGo0920f.jpg

ギュッギュと組みたてていくと
WeGo0920g.jpg

接着剤不使用でこうなるという。素晴らしい。
WeGo0920h.jpg

ABS樹脂なので、多少キツイ部分もグリグリとはめ込んでも
結構無理が効くのがいいです。
パーツ強度もそこそこあるので、あんまり破損も無いし。
(データや積層設定によりますが)

最大の弱点としてはどうしても出力時の下面が荒れる事です。
ウィーゴの肩外装で言うと、左の上面は綺麗(この方式としては)に仕上がっていますが、
積層時下面になる右側はかなり荒れています。
WeGo0920c.jpg

1体目はこのままパテで仕上げましたが、
今回はパーツを2分割して出力してみました。
接合面になる部分に3mmの穴をデータで作っておき、
出力後3mmプラ棒(白い部分)を挿してピンを立てれば
WeGo0920d.jpg

面にズレもなく組み上がります。
(接合面に少し隙間があるのは、サポートをラフに取っただけで
 ヤスリで面を均していないからです)
WeGo0920e.jpg

他、気づいた点などありますので
明日に続きますー。

ウィーゴより3Dプリンターの話が主になっていますので、
 カテゴリーを3Dプリンターにしています。)

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UPPlus2で出力して製作中の1/12ウィーゴもほぼ仕上がってきました。
一旦ここでUpplus2の総括を。

12WeGo_023.jpg

■材質に関して

UPPlus2純正フィラメントの「ABS」と「PLA」の2種を使ってみました。
巷で「仕上げられない」という話をよく聞く「PLA」も
意外と問題無く使えますよと以前の記事で書きましたが、
仕上げ工程を進めて行く事で見えてきた特質もあるので
改めて記述します。

・硬い
評判通り、やはりABSよりかなり硬かったです。
エッジはキープしやすく感じますが、
大きく削り込む、切り欠く様な場面では
結構苦労します。
カッターなどでのいわゆる「カンナがけ」には
かなり厳しい硬さです。
筋彫りは、カッターで押し切る様に入れていく分には良いのですが、
ニードルでけがく際にはひっかかりを感じます。

・接着
瞬間接着剤やパテは問題無く使えますが、
ABSの様に専用の物や流し込み接着剤で「溶着」出来ないことに
不便も感じます。
特にプラモのパーツやプラ板を使ってディティールを足していきたい時など
瞬着では位置決めの微調整が難しいですし、
一部の薄いプラ板は割れる事もあるので。

・良い点
では何かメリットは?と考えると
一番は材質の安さでしょうか。
あと、何故かフィラメントの色も綺麗な物が多い。

・結論
今回は手足のフレーム、頭をPLAで出力していますが、
やはり仕上げ加工をするならばABSを使う方が無難と言えそうです。
たくさんのパーツを仕上げていく上でPLAの仕上げ作業は
結構負担が大きいかもしれません。

■出力エラー

使い始めた当初からたまに起きていた症状なのですが。
時折フィラメントが排出されないまま
プリントしている「つもり」で機械が動き続けていることがありました。
以前UPしたこちらの様に、途中までしか出力されないケースです。
12WeGo_004.jpg
(頭の上半分が無い)

これ、原因はものすごく単純な事だとわかりました。

最初は排出ノズルの詰まりを疑いましたが、そこは問題が無い。
実はもっと根元の方の問題でした。

フィラメントはロール状に巻かれていますが、
ここで微妙に「折れ」ている箇所があると、
この部分で引っかかってしまい、先送り出来ず
排出されなくなるみたいです。
P1230225.jpg

この症状が出たら一度フィラメントを除去し、
フィラメントの折れ部分をカットしてから
念のため挿入を3度くらい繰り返してゴミを排出すれば
また問題無く使えると思います。

フィラメントが送り出されなくなった時、
内部のギア部分でフィラメントはスリップしています。
その時に削られたカスが内部に溜まっている場合もあるので
念のためここのネジを外し、内部も掃除しておくとベターです。
P1230223.jpg

すごく単純な理由なんだけど、
この原因になかなか気付けませんでした。
購入先に問い合わせなどしてようやく。

■という訳で

「大きいウィーゴが作れるのでは?」と思って購入したUpplus2。
結果的にほぼ問題無く「作れました」。

仕上げ作業に関しては個人的には予想以上に手間がかからなかったという印象です。
ただ、これは僕が以前からパテやスカルピーなどの塊から
ロボットを自作していたからであって、
模型ビギナーの人も同様の感想を持つかと聞かれれば「NO」だと思います。

ランニングコストが安いので
一度出力した後、出力方向を変えたり、
形状を修正して再出力も気軽に出来るのはやはり良いです。
サイズによって出力時間が「8時間」とかそれ以上になります。
その時間を聞いて「そんなに?」って言う人も居ますが、
完全自作ではその時間で作れませんよ。
他の作業してる間にパーツが生み出されるんだから、
全く問題になる時間ではありません。

思い付いた物を試しに出力といった使い方は
やってみると実に有効です。
出力が終わったらすぐ加工出来る、
このフットワークの軽さはFDM方式のアドバンテージだと思います。

といったところでUPPlus2 テストは一旦ここまで。
12ウィーゴの続きは今後カテゴリーを変えて書いていきます。

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