今回のファルケ記事は
リアルタイム更新ではありませんが、
試行錯誤、行ったり来たりを含めて
だらっとUPしていきますので
最終的に良い所だけ(あればですが)参考にして下さいね。
では混迷のファルケ、再開。
いつもの油絵の具3色(黒、ブルーグレー、バーントアンバー)を適当に混ぜて
スジボリなどにスミ入れを。

綿棒に少しペトロールをつけ、余分に付いた絵の具をラフにぬぐう。

残し気味にするのがポイントです。
ここで油絵の具を使って、本体色に近い色(少し明るめ)を調色する。

ブログを始めてからはこの技法を使っていなかったので
画像入りで説明するのは初めてですが、
94年頃に作った
ウォーカーマシンたちから、
電撃で作った
MGリックディアスまで、
汚しの色だけでなく、基本色のドライブラシ(退色のイメージ)に
油絵の具を使っています。
で、この水色絵の具で、先のスミ入れはみ出し部分をガシガシこする。
すると半乾きのスミがボケていい具合に馴染んでくれます。

一般的なドライブラシほどカサカサではないので
セミウェットブラシという感じでしょうか。
エッジだけではなく面の中央もガシガシこすります。
わかりづらいですけど、
左がドライブラシ後。右がスミをぬぐっただけの状態です。

書き忘れていましたが、触っているうちにぶつけたり引っ掻いたりして
部分的に基本色が剥がれてしまったので、
色々変化が出た方が面白くなるかと思い荒い
スポンジヤスリなどで青塗料を部分的に剥がしています。
本当は最終的にペリペリと剥がそうと思ったのですが、
塗膜が薄かった為、簡単に剥げてしまいました。
スミ入れとドライブラシは剥がした後に行っています。

(注・この画像は実物よりセピアっぽく写っています。
ドライブラシで一気に変わった訳ではありません、、)
油絵の具はそのままではほぼ乾かないので、
全体をガイアノーツのフラットクリアーで軽くコートしています。
青部分はまだまだ塗り足していきます。
完成じゃありません。