6/11から29日まで
トーキョーカルチャートbyビームスさんにて
「横山宏トリビュート展」 が開催されています。

なんと光栄な事に僕も参加させて頂いております、、!
イベントの詳細は
こちらをご覧下さい。
お話を伺ったのはしばらく前だったと思うのですが、
静岡ホビーショーや20メカトロウィーゴの仕込みがあり、
なかなか着手出来ませんでした。
ただ、何を作るかは決めていました。
PKA型で1/6。
それでは残り時間(一か月無い)を考慮しつつ、
マッハで製作開始です。
■ 5/10手元にあった1/20コンラートのキットを素組みして撮影。
それを下絵にして3DCGモデリング開始。

まずはコンラートの形状を大まかにトレスしました。
そこから自分好みに各所の形状を変更。
意外と無理なく人が入りそうなので驚きました。
漠然と「出目金」みたいに目を飛び出させたら
かわいいかなと思い、側面のキャノピー部分を膨らませています。
その日のうちに大まかなCGモデルが出来たので、
寝る前に出力しかけてこの日はEND。
■ 5/11昨夜しかけた出力品をチェック。

バランスチェックが目的なので
1パーツで出力しています。
それを見ながら、立体にした時に
チャームポイントになりそうな要素を
CGで足していきます。
ここで、
「あ、チューブやウィーゴみたいにライトの目を付けるか」
と思い付き、その位置をしばらく模索。

この日は作業時間、それ程使ってません。
そして2回目の出力。

目は仮でシリンダー状の物を飛び出させてます。
これで外観はほぼOKとしました。
ライトを鼻の穴に見立てると
魚顔に見えます。
■ しばらくお休みこの週末はデザインフェスタと静岡ホビーショーの2連続イベント。
その為作業中断です。
■ 5/20~24本番用に1/12スケールで各パーツを出力開始です。

デカい、、!!
ボディは自宅プリンターだと4分割しなければ出力出来ませんでした。
(昨年末からFinderというプリンターを買い足して使ってます)
大まかな形状はCGで製作済みですが、
1/6フィギュアに着せる為にパーツの構造や肉厚、分割など
その都度データ調整しつつ出力。
1/6アクションフィギュア(2000円程度。Amazonで購入)に
着せてみます。

なかなか気が抜けてていいぞ。
終盤3Dプリンターが不調になるトラブルもあり、
側面キャノピーなど一部のパーツは
以前使っていたUpplus2で出力しています。
こんな感じで全パーツ揃いました。

こっからが本番ですね。
■ 5/26~30 6/1~2荒い鉄ヤスリで磨き始めましたが、
今回使用したPLAという素材はなかなか硬質です。
これではラチがあかないなと、オービタルサンダーを注文。

80番でブイーーーンを表面を均します。
こんな道具を室内で使うとは。。
ブルーシートを床に拡げて、造形屋モードでガンガン磨きます。
画像上部の方が磨いた部分。
こんな感じで少し毛羽立ちますが、
とにかく積層跡を消していきます。
パーツの接着はガイアノーツの瞬間カラーパテ(黒)を使用。
とにかく大量に使うと思ったので、こちらをチョイスしてます。
硬化促進スプレーを併用してガンガン固定&隙間埋めをしました。

その後フィニッシャーズのラッカーパテ(乾燥早い)を
専用シンナーで溶き、太い筆で全面塗りたくりました。

2回程重ねて、乾燥したら120番のスポンジヤスリで全体を軽く磨く。

その後クレオスのサフ500と1000を重ね吹き。
積層跡が大体消えているか確認し(この段階でほぼ消えてます)、
今回は表面ピカピカにしないので再度溶きパテを塗りました。
こんな感じで全パーツを仕上げていきます。
コクピット内は最低限の造形。

肩のベルト状の物で、フィギュアの適正位置を探る方式。

うむ。いいぞ。

この後、工作と塗装時間短縮の為に
外装をフィギュアに被せて固定していきました。
もう取り出せなくなりますが、沢山のパーツに持ち手をつけて
持ち替えては塗ってを繰り返すより
本体丸ごと1パーツにして塗った方が絶対早い。
キャノピーはテストでヒートプレスした物で様子見てます。

フィギュアの関節では流石に強度が足りないので、
足首と膝は木工エポキシパテで固定。
他にも外装固定の為、隙間に詰め込んだり
シーリング部をこの木工エポキシパテで造形しました。
合計6本使ってます。
ちなみに仕上げに使ったフィニッシャーズのラッカーパテも6本。
口元のメッシュは確かハセガワさんのエッチングパーツ。
背面メッシュは100均一の茶こしを開いた物。
パイプもダイソーのLEDライトに使われていた
金属製のフレキシブルパイプ。


さて、いよいよ塗装に入るぞ!という所で続きは次回。