続きです。
7. シャシーは茶系のグレーを作って筆塗り。
こちらは下地のグレーサフが少々見えるくらい薄くラフに塗りました。

書き忘れていましたが、アクリルガッシュの希釈には
タミヤアクリルシンナーを使っています。
8. 乾燥後、筆ムラはスポンジやすりなどを使って軽く均しておきます。
その後半丸のゴツイヤスリでコンコン叩く事で塗料を剥がしました。
筆を使って描いたり、ナイフなどを使ったチッピング(剥がれ)表現は
画力が無いとどこか画一的になりがちですが、
この方法だと予期せぬところにも傷が付くので
それがリアルに見えたりします。
簡単かつ効果的なのでおすすめです。

9. 先程剥がした周辺や、その他の場所を荒めのスポンジヤスリで
ちょんちょんこすってみる。引っ掻き傷などもこれで表現。

剥がし過ぎた時は先の塗料でリタッチし、軽くヤスリをかければ元通り。
ラフ仕上げ最高。
10. 細かめのスポンジヤスリで上下方向になで、表面を整える。
色味を変えて重ねた色が下から出てきて、さらに変化に富んで良い。
(今回は面積小さくてあまりわかりません)

この辺の均し、ダメージなどの順番は、あまり固く考えずに
雰囲気を見ながら適当に。
11. 自作デカールを貼り、少し艶の残るフラットクリアー(ガイアノーツお奨め)で
全体をコート。
ガッシュの上に缶スプレーなどのクリアーを一気に吹きつけると
塗面がしわしわになる事もあるので、エアブラシで軽くコートした方が安全です。
ガッシュに水分が残っていてもシワが出る気がします。ご注意を。

ガッシュ面は水分などに弱いので、この後のスミイレ作業をするには
クリアーコートが必須です。
あと1回つづくん
スポンサーサイト