ボークス透明シリコンの覚書。
その1でも書きましたが、真空脱法したシリコンを
まず原型に少量かけ、その際に発生した気泡をエアブラシで潰した後は
なるべく低い位置から残りのシリコンをドロッと一気にかけております。
そうするとまた気泡を巻きこんでしまうのですが

24時間という長時間をかけて硬化するこのシリコンですと
自然放置でほぼ大丈夫のようです。
今まで12回くらい流して気泡ゼロで型が出来ております。
あと耐久性が想像以上でした。
今回数を抜くので信越のシリコンスプレーを吹き付けていますが、
(って、マケプレだけどAmazonで取り扱いあるのか、、)
画像中央のような1.5mm程の突起部分も
切れる事無く25個以上抜けております。

すげえ。
シリコン自体の固さ(あまり柔らかいと型ズレしやすい)、
切削性(ゲートを切る際)も良好。
硬化時間と作業にかかる手間と金額(最安シリコンよりは800円くらい高いかな)を考えても
個人的にベスト。もうこれで満足です。
今後も急ぎ且つ数個しか抜かない普段の仕事では
僕はWAVEの赤い硬化剤のシリコンを使うと思いますが、
個人でガレキ製作するなら今後はこの透明シリコン一択かなと思う程気に入りました。
あ、収縮率の関係から他種のシリコンでの増量はしない事にしました。
食い付きも悪いようです。僕が使った異なるシリコンは綺麗に剥がれました。
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