UPPlus2を買いました。

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■3Dプリンター導入しました。

いきなりですが。

UPPlus2 です。
upplus01.jpg

主にZBrushを使ったCG原型の勉強会に参加させて頂いた際に、
この機種の出力品を持ってこられた方がいたので見せて頂いたのですが
思いのほか綺麗でビックリしたんですよね。

ABSの樹脂を溶かしながら押し出し積層していく
こういうニョロニョロ式の3Dプリンターは、
仕上がり具合から原型用途には使えないとジャッジしていました。
その為自分の購入リストには全く無かったのですが、
これくらい綺麗に(他の同タイプに比べてです)出力されるなら
原型仕事以外の用途があるのではと思い始めました。

競合品が多々あるこのタイプのプリンター。
最近出た7万円程の「ダ・ヴィンチ」という機種もなかなか良さそうだったので
それぞれ店頭でサンプルを見せてもらったりネットで色々調べたりして検討。
結局価格は3倍近いのですが、、僕はUPPlus2を選択しました。

■まずは開封。

upplus03.jpg

色々入っていて面白い!
皮手袋、スクレイパー、デザインナイフにニッパー、、。
なるほど。模型を作らないようなお父さんが突然家に買ってきても
とりあえず出力品を手に取る事が出来るようなパッケージングになっているんですね。
一般家庭に3Dプリンターを!という事を本気で考えてるんだなと感じられます。
実際そんな簡単に普及するようなものでは無いと思いますが、
こういう配慮は好きです。

本体はほぼ金属製ですが、一部に樹脂パーツがあります。
ここは何と3Dプリンター製!
面白い。既に3Dプリンターの一部は3Dプリンターで作られていた!
upplus02.jpg

破損したらデータをDLして出力してね 的な事がどこかに書かれていました。

移動時に可動部を保護するストッパーも同様の出力品です。
upplus04.jpg

樹脂はABSを黒と青の2個注文。
真空アルミパックされた物が段ボールパッケージに入っています。
upplus05.jpg

こちら1つ6000円前後。
後から気づきましたが、白のABS樹脂が1つ(700g)
最初から付属している様です。

UPPlus2の売りの一つが「オートキャリブレーション」機能だそうです。
他の機種の多くにはそういう機能がなく、
プラットフォームとノズルの位置調整(基準出しと言えばいいんでしょうか)を最適にする事に
手間がかかるそうです。
出力品の良し悪しに影響が出る部分だと聞きます。

UPPlus2では基準出し用のアタッチメントをノズル付近に接続し、
PCにインストールした専用ソフトウェアから手順に従ってキャリブレーションしていきます。
20140410_042214572_iOS.jpg

僕が購入した販売店ではホームページ上でマニュアルをDL出来る様になっていましたが、
製品にも印刷した日本語マニュアルを付けてくれていました。
おかげで特に迷う事も無く各種設定終了。

印刷設定ではサポート材の有無や密度、
出力品(基本的に中空で整形されます)の内部密度設定が出来る様になっています。
この辺はまた改めて検証したいと思っています。

■早く出力してみたい!

平面がどういう仕上がりになるか見たかったので
ローラーウィーゴのスケボーをそのまま出力してみる事にしました。

ソフトにデータを読み込み、印刷ボタンを押すと
使用する材料の重さ、出力にかかる時間、終了時間などが表示されます。
これは嬉しいですね。
upplus14.jpg

(あ、出力時にはタイヤを上向きに配置し直しています)
時間がかかり過ぎると感じれば、出力ピッチや内部密度を荒くするなどして
出力時間を短縮を試みる事も可能です。
今回はデフォルト設定のまま出力。
35分かかるとの事。

レッツ3Dプリント!

ウインウイン
軽快に動いていきます。
20140410_055913379_iOS.jpg

スケボー内側の格子状の部分は
中空になる部分の補強として入っている樹脂です。
先に書いた設定項目でこの密度を変えられる様です。

ピー!ピー!ピー!
完成です。
出力されるテーブルは高温になっているので取り外し時のやけどに注意。
ここが熱せられるおかげで出力品が剥離せず溶着しています。

スクレイパーを使って取り外し。
タイヤの周りなどにサポート財がついているので汚いです。
20140410_061949706_iOS.jpg

サポートを処理して一応完成。
20140410_065636936_iOS.jpg

なるほど。
平面は思いのほか小穴が開いているな。
でもエッジも平面も出ているのは良いですね。

まま、こんなもんだろ。という印象です。
upplus13.jpg


この後色々出力してみたところ、
想像以上に綺麗に出る面もあったのですが
仕事関連の出力なので画像掲載出来ず。

いずれもっと基本的な形状(立方体など)を色んな角度や設定で出力して
自分内のベストセッティングを探りたいなと思っています。


■買って良かった?

僕はYesです。

しかしこれを使って何が作れるのか?と考えると
まだまだ万人に薦められる類の製品では無いと思います。
Upplus2自体は良くできていますが、
ガレージキットなどの原型製作に使いたいという人は
一考が必要だと思います。
元々プラ版やパテの塊からスクラッチビルドが出来る人であれば
上手く使うことも可能だと思いますが、
「CGモデリングは出来るけど、模型はそんなに作った事が無い」という人が
この出力品を仕上げるのは相当困難です。

他の方も言われていましたが、
3DCGを使ったデジタル原型の本番出力(出力サービスを使った高品質なもの。高価。)の前に
ランニングコストが安いこのタイプでテスト出力してボリュームやバランスを検討する
といった用途には最適だと思います。
そこに20万円の投資が見合うかどうかの判断はその人次第ですね。

僕はこのテスト出力はかなり有効だなと感じました。
ウィーゴならば平面や数字で考えていてもボリュームまで掴むのは難しい。
しかし1/48や1/24でポンと出力してしまえば
ああ、これは製品として有りか無しかっていう事が明確に見えます。
出力サービスの安価なプランを頼むのも手ですが
より気軽に、思いついた時に試せるのがとてもいい。
材料費が安いというのがこのタイプのプリンター最大のメリットですね。
この機種だと1gで8.5円程度になると思いますので
このスケボーで39円。
これなら色々試したくなる。

けれど僕が購入した最大の理由はこれじゃないんですよね。

画期的な何か!という事では全く無いのですが、
それは着手した時に記事にします。
(勿体ぶる様な物では無いのですが、実行出来ないと何なので)

その用途には問題無く使えそうだなとわかったので
僕は買って良かったと思っています。

このタイプは今後まだまだ価格が下がり、
性能はもう少し上がりそうです。
発表だけなら既にそういう製品もありますが、
カタログスペックがこれほどあてにならないのも珍しい類の機械ですので
皆さんよくご検討を。

では検証進んだらまた記事にしますね。

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