UPPlus2 テストその2

UPPlus2 テストその2

UPPlus2 テストその2 に関する記事です。
また地味なテストです。

■ 板オブジェクトテスト

前回0.5mm厚のデータがプリント出来なかったので
今回は0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.2、1.5の板状のオブジェクトを
一部の面に角度をつけて配置。
同時に作業テーブルの前後、左右方向で仕上がりに差が出るかを確認する為
90度回転させた物を同時に出力してみます。
以下画面左の配置を「たて」、
右の配置を「よこ」と呼びます。
test_plate.jpg

オブジェクト同志の間隔は5mmです。
レッツプリント。

8.8g、1時間20分かかりました。
もっと奥行と高さ小さくすれば良かった。。

■ 微妙に差が出た

左から0.6から1.5mmの順に配置。
右側ブロックは同じデータを反時計回りに90度回転させたものです。
IMG_0718.jpg

一見ほとんど差がありませんが、よく見ると

IMG_0719.jpg

「よこ」の1.5mm厚の板は中空です。
これは設定の影響かな?

IMG_0719s_20140419174005fc3.jpg

、、、、わかりません。
一旦忘れよう。

パキパキと出力品を剥がしていきます。

「よこ」出力物のオーバーハング部分が全般汚いです。
サポートの付く部分ですね。
IMG_0725.jpg

「よこ」の方は高さ中段で微妙に段差が出来ました。
全体的に「よこ」の積層が荒く見えますが、実物は段差部以外はそこまで差を感じません。
IMG_0729.jpg

前回同様、エッジには少しRがついていますね。
これはこういう特性なのかな、と思っています。

■ ちょっと待て

見た目この様な結果ですが。
よく見ると0.6mmの板、厚く見えますよね?
測ってみたところなんと
0.6から0.9までのすべて、ほぼ1mmの厚さです。
どういうことか。
以下素人の想像になりますが。

この機種、ノズルから出る樹脂の直径が約0.5mm(出力された物の実測で)です。
それが出力部分に押し付けられていく訳ですから
積層時にはもっと太る。
その為、先日の0.5mm厚のオブジェクトは出力不能と判断されて何も成形されなかった、、いう事?

0.6mm以上は樹脂の直径より太いから形にしようとマシンは頑張る!
しかしサポート以外の造形物の積層時には
ノズルの往復動作が絶対必要で(想像です)
0.5mmの往復でどうしても1mmになってしまう、、の?そうなの??
このタイプのプリンターは皆こういう仕様なのかな?

まあ、そんな薄い物を出力するつもりは無いのですが、
データ作成時に0.6mm以下の肉厚部分を作ってしまうと
何も出力されない
と思うので
注意しましょうと。自分に言い聞かせておきます。

他の出力品の厚みに関していえば
アナログノギスでのラフな測定になりますが

データ上/「たて」/「よこ」

1.0 / 1.1 / 1.1
1.2 / 1.25 / 1.3
1.5 / 1.55 / 1.75

といった感じでした。
総じて「たて」出力の方が整っていますね。。
これは何の影響なのか。

ただ、このプリンター自体ソフト的な初期設定は行っていますが、
ハード的なキャリブレーションは行っていません。
専用の治具のようなパーツを出力して、
それを用いて確認するみたいです。
テーブルが歪んでいる場合ネジの調整など必要みたい。

それも一度やらないといけないですね。
最初にやれという感じですが、
つい気持ちが先走ってね。。
(付属のアタッチメントを取り付けてのキャリブレーションでは
 異常値が出ていないので問題は無いと思いますが)

■ ニョロニョロスペック

このタイプの3Dプリンター。
僕らが一番気になるのって、どれくらい細かく綺麗に出力出来るか?だと思うんです。
しかしどの機種のスペック表を見てもそれっぽい数値が書かれている項目は

「積層ピッチ」

だけなんですよね。
(もっと調べれば出てくるのかもしれませんが)
そこの数値が 0.1や0.15となっており、
何も知らない人は

「0.1mmの細いABS樹脂で積層されるんだ」

と思いませんか?
そして出力サンプルを見て

「ん?何か荒く見えるけど、、」

と。

この積層ピッチって、まあ文字通りなんですけど
0.1なら0.1刻みに樹脂を積層していくっていう事なんですね。
幾らその数字が小さくても、ノズルから出てくる樹脂の太さが0.5mmだと
数字から受ける印象程の精密感は受けない仕上がりになるのでは、、と思います。
実際どうなのかわかりませんが。

他のプリンターもノズルから出る樹脂の太さは大体同じなのかな。
(「BS01 BONSAI Mini」という機種は
 ノズルを0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.5mmの4種類から選択出来るそうです。
 気になりますね。)


3Dプリンターに関する基本的な事は
こちらのページがわかりやすそうです。


次はもうちょっと原型寄りな形状の確認をしたいと思っています~。
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コメント
この記事へのコメント
密度設定について
こんばんは

同じ機種持ちの通りすがりです。設定の「密度」ですが

・上2段…単純に埋める密度。概ね90%~30%な感じです。造形サイズにもよりますが左最上の場合小さいものならほぼ充填されます

・Shell…中空で造形します。約1~2mm厚。中にサポートができますがサポート設定で無くすことも可能

・Surface…ノズルの幅のみでもっとも薄く造形します。ただし「上面」と「下面」は無視されます。円柱なら底とふたが無い感じです

季節柄これから暑くなりますので温度設定のできないこの機種では造形温度が低い社外品のフィラメント使用には注意が必要です。

すでにご存知なら余計なお世話でした(笑)
2014/04/21(月) 23:18 | URL | m #-[ 編集]
ありがとうございます!
いや、全然分からないことだらけなので
大変参考になります!
ありがとうございます。

順序立てて検証していくような作業が苦手なので
とっ散らかった記事が続くと思いますが
これからも助言頂けると助かります。

フィラメントは当分純正を使うつもりでした。
造形温度(溶け出す温度という事ですよね)に違いがあるんですね。
勉強になります。
2014/04/22(火) 08:40 | URL | コバヤシ #-[ 編集]
失敗例
こんばんは

先日の同機種持ちです。こちらで気付いた事を少し

このタイプの機種はノズルが一周し終わると1段下げて次の周回というのを繰り返して積み上げています。この周回の始点と終点の接続部分でくいっと内側に引き込んで、液化した材を切ります。

これで余分に付着したり糸をひいたりするのを防いでいるのですが、この部分にキャストで言う気泡のようなものが発生します(先日の台形部品の角?)。気温が低いと気泡が深くなる傾向があるような、ないような。

ここはサフでは埋まらず、接着剤かパテで埋めるしかありません。

こちらでは機械正面を見て左手前45度、縦一列に発生。円柱などを出すと判りやすいです。必要なら造形物を回転させて調整した方がよいでしょう。


以上、長文失礼いたしました。
2014/04/23(水) 02:17 | URL | m #-[ 編集]
なるほど!
1周する際の最後の挙動、気づきませんでした!

特性を理解した上での配置が重要なんですね。
次、意識して出力してみます。
先日の台形部分の角は確かに1辺だけ他より汚いです。
なるほど。。。
ありがとうございます!
2014/04/23(水) 10:16 | URL | コバヤシ #-[ 編集]
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