先日シン・ウルトラマンのデザイン発表されましたね。
公式サイト公式ページのNEWS欄にある、庵野さんをはじめとした関係者の言葉も読みました。
ご一読オススメです。
昨今、というかもう何十年も前からですが、デザインのリメイク手段としては、
雑に言えば「複雑化」しか無かったとも言える状況の中、
純粋に成田さんのあのデザインの再現に挑む庵野さんの発想。
やっぱり凄い人だなって思います。
先にシン・ゴジラがあるから尚更、ウルトラマンも竹谷さんアレンジになるのかなって、
安易に想像していました。
オリジナルに「足す」デザイン以外考えていなかった。
それがまさかのオリジナル(TVのウルトラマン)より「引いた」デザインになるとは。
僕は「子供が見るもの」として、当時ウルトラやライダーなどは通過してきたけど、
実はあまり思い入れが無いまま育ちました。
ライダーはクウガから数作でハマってから過去の作品を改めて見返したので、
アマゾンなんかは超好きですけど、
ウルトラは「好きです!」って言えるほど知識無いままなんですよね。
なので成田デザインの復活が、ファンの人たちにとってやはり衝撃なのか、
祭りなのか、予想された事なのかが皮膚感ではわかりません。
でも「この時代にあのデザインで行く」という決断は、絶対に安易な発想ではなく、スペシャルだなって感じます。
映画楽しみです。

(ウルトラ詳しくないけど、成田さんの画集は持ってます)
時を同じくして、バンダイからG40というガンプラが発売になりました。
特設サイト”世界的工業デザイナー奥山清行氏×演出家・映画監督松尾衡氏が再現する「記憶の原点」
2019年の「ガンダム40周年」および2020年の「ガンプラ40周年」を彩る特別なガンダムが登場!”
という商品みたいです。
フェラーリの実車デザインもされた奥山さんがデザイン・リメイクした一応RX-78ガンダムという事で。
僕は最初にこの話題を聞いた時にあまり興味が持てませんでした。
なんかさ、きっと皆あるじゃないですか。
自分が好きな分野に、全く門外漢の人が来てトンチンカンな事やられたら
「はぁ??」
ってなる気持ち。
今回もそういう企画になるんじゃないのって思ってたんですよね。
でも秋のホビーショーで上映されていたムービーを見た際、
そこで奥山さんが話されているのを見て
「あれ?この人、めちゃくちゃガンダム好きなんだな。」
ってのが分かって。
めっちゃ遠い存在なんだけど、急に
「仲間じゃん!」
みたいな親近感湧いてきて笑。
いや、
「ガンダム好きが作ってるからこれは良いものだ!」
なんて言うつもりはないですよ。
ただ、何も知らない人がデザインしてる訳ではない、という事がわかり、
その映像の中で熱く語られてる話を聞いてから模型を見ると、
色々分かった事があったんですよね。
「あれ?この模型、全然デザイナーの思いを再現してないな。」
と。
それがね、めちゃくちゃ面白かった(興味深かった)。
で、商品にはデザイン画や文章が収録された豪華ブックレットが付くと聞き、
即予約した。
もっとデザインの意図を知りたい。
その上で判断したいなと。
発売になってネットで色々意見出てますが、
うちにはまだ届いてません。
こんなに楽しみにしてたのに!
届いた後、G40の感想を書くかどうかはわかりませんが、
ほぼ同日に、方向性の異なる2つの大きなリデザインが世に出て、何か楽しいなって雑記でした。
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